パソコン周辺を改善してコーディングが快適になった
前回の記事でも書いたように、今までは大半の時間を客先で過ごしていたため、現場で支給されるパソコン類を使用して開発していました。そして、自社支給のパソコンは MacBook Air です。元々は Windows しか使ったことがなかったのですが、iOS アプリの開発に必要だったために Mac を選びました。MBA や MBP に付いているトラックパッドは非常に気に入っていて、様々なジェスチャーで操作できる快適さは Windows のそれとは違って素晴らしい入力装置だと思います。しかし、いざコーディングに集中しようとするといろいろなことを改善したくなり、普段接するインタフェースを中心に手を入れてみました。
キーボード: Happy Hacking Keyboard Professional2
今月から自社作業がメインとなったので、これまではあまり気にかけていなかったパソコン周りを快適にしようと、少しずつ改善してきました。最初はやはりキーボード、仕事をする上で一番長い時間接しているインタフェースを変えるため Happy Hacking Keyboard Professional2 を選びました。東プレ Realforce や比較的安価な Filco Majestouch なども検討しましたが、試打したときの感触は HHKB が好みでした。また、会社の数名が HHKB を利用していたので、その影響も大きかったです。
モニターアーム: Ergotron LX デスクマウントアーム
個人のデスクを広く使いたいということでモニターアームを一括購入することになり、どうせ買うならエルゴトロンがいいということで全員分のモニターアームを購入しました。ZEALOT では原則的に支給するパソコンは MBA か MBP なので、外部ディスプレイ出力は 1 つです。ということで 1 台の LCD ディスプレイが付けられるタイプのものです。
これまでもモニターアームには憧れていたものの、それほど重要性を感じていなかったこともあり、導入するのは初めてのことでした。しかし、実際付けてみると思っていた以上にデスクを有効に使え、ディスプレイの移動(チルト・パン)範囲がとても広いのでしっくりくる場所に持ってこられることに感動しました。
マウス: Kensington SlimBlade Trackball
外付けのキーボード、そして外部ディスプレイを使うことになったので、マウスも必要です。MBP 本体の Trackpad を使えないこともないですが、私はクラムシェルモード(本体を閉じた状態で外部ディスプレイを使用)を利用しているので、それもできません。そこで、だいぶ前に衝動的に買った Magic Trackpad を接続してしばらく使っていました。当然ですが、MBP についている Trackpad と操作性は変わりません。…が、どうも馴染まないのです。大きな理由は 2 つあり、1 つは大きすぎること。MBP の Trackpad に慣れすぎているせいかもしれませんが、Magic Trackpad は倍くらいの面積があるのでとても扱いづらい感覚があります。そしてもうひとつはクリック。Magic Trackpad 全体が沈み込むような機構が好きになれません。ここ数週間くらいはそれを使ってきましたが、慣れないせいか異常に肩がこって辛くなってきました。
プログラマに好まれるマウスはいろいろあるものの、その中でも評価の高い Kensington SlimBlade Trackball を買うに至りました。これも実は会社のメンバーが愛用していて、数日拝借して使ってみたことがあります。最初慣れるのに時間がかかりましたが、2 日目くらいにはかなり快適に使えるようになりました。特にボールを回してスクロールするのはとてもユニークな仕組みである反面、一度慣れてしまうとやみつきになる感じがしました。また、他のトラックボール製品に比べてボールが大きいことと重量感があることで、手元が安定するのも高評価です。
ということで、以上 3 つを改善できたので、バリバリコーディングに励みたいと思います。